抱いていたイメージと全然違う 建設の仕事にワクワク
普通科の高校で土木とはまったく関係のない生活を送る中で、知人から丸善建設を紹介されたのが始まりです。土木の仕事はスコップを持って一日中ずっと外で働いているイメージだったのですが、道路工事や農業土木の現場を見せてもらったところ作業は機械化されていて、思っていた世界とまるで違っていることに驚いたと同時に興味が湧いてきました。さらに、会社に所属しながら専門学校で1年間土木について学べる、という会社の制度のおかげで不安なく入社を決めることができました。
入社してすぐ、札幌工科専門学校の環境土木施工管理科で学び始めましたが、測量や土質、構造力学など、数学以外は初めて触れる学びばかり。とまどいもありましたが、測量など自分でできることが増えてくるのが楽しいです。
コースは1年制で、まわりも自分と同じように会社に入ってから通っている人たちなので、同じ仲間と学ぶことが心強く、刺激にもなっています。未来への投資という形で学ばせてもらっている以上、少しでも多くの知識を身に付けて先々につなげていければと思っています。
学びの機会に感謝し 会社の一員として努力を
学校の夏休み期間は、会社の現場に入りました。GPS測量をさせてもらった際に「わからないことがあったら何でも聞いてみて」と言われたのですが、自分ならできると思って作業を進めていたら全然できませんでした。
それでも最初は一カ所の点を出すのに何分もかかってしまっていたところ、何カ所かやっていくうちにすぐ出せることもあって、先輩から「早くなったね」と褒められたのはうれしかったです。