DXの推進と人材補強を両輪に 新たな建設業を築く
入社して3年目になりますが、1,2年目は工事部として現場に出ることで会社の根幹となる工事を経験し、今年から役員という形で様々な業務に携わっています。
特に現在力を入れて取り組んでいるのは、私が担当する「DX推進室」です。DXとはデジタルトランスフォーメーション、すなわちAIなどデジタル技術を活用して業務プロセスの改善を図ることをいいます。今建設業界が抱えている大きな問題の一つが人手不足で、デジタル化により一人当たりの生産性を高めることによってこの課題に対応していこうというものです。
一方、採用活動にも注力しています。学歴経歴を問わず、受け口を広げて多角的に人材を獲得していく方針です。今年は普通高校の卒業生を採用し、専門学校に通うなど育成と一体化した新たな取り組みも始めました。人手を増やしながらデジタルも駆使すれば、より大きな効果が期待できると考えています。
人材確保にはまず 社内の環境づくりが大事
そこで重要になってくるのが、会社の環境づくりです。採用活動を行っていく中で「うちの会社はいいですよ」と伝えるためには、まずは今いるスタッフに高い満足度の中で働いてもらうことが重要だと思います。風通しが良く働きやすい環境を整え、一人ひとりが持っている力を十二分に発揮してもらうことが、ひいては新卒社員の定着率アップにもつながるのではないでしょうか。
そういった環境づくりを目指し、今取り組んでいるのは社内ネットワークを生かしたコミュニケーション記録です。年齢や役職に関わらず誰もが意見や要望を発信できるシステムを生かし、風通しの良い環境を会社の強みにしていきたいです。